日根野勝治郎商店の強み

総合プロデュース力

京染めの全ての染色工程を把握する
総合プロデュース力

京染めには技法が多々あり、また各工程を往復することもある為、その工程ひとつひとつを把握して、センスと技術、経験を駆使し、組み合わせて加工を進めなくてはなりません。当社は悉皆業として、室町・西陣の呉服問屋、小売りチェーン、百貨店、アパレルメーカーなど約30社からの加工委託依頼を受け、主に呉服用生地を白生地から前加工、染色加工、後加工、仕立てまでの全工程を総合的に行っております。また、染め替えや古着のリメイク加工等も行っております。

日根野勝治郎商店がプロデュースしたこと

  • あおもり藍先染御召
  • 三越伊勢丹PB
    ぼかし染カットソー
  • サルバトールダリ愛用
    和傘レプリカ製作

技術力

150の専門家工業社が集まる
圧倒的な技術・対応力

各種染色技法や各工程ごとにいらっしゃる職人様・専門加工業者様、150社余りの中から、素材・生地幅・加工ロット・コスト・納期等に合わせ、その商品にあった加工や業者様を選定し、商品を作り上げております。呉服生地として通常使用される小巾(40cm幅)の正絹生地以外に広巾生地や、異素材(ポリエステル・綿・麻等)、布製品の製品染め、のれんや手ぬぐい、和紙等の呉服以外の用途への染色なども幅広く行っております。

ノウハウの蓄積

三代にわたり培ってきたノウハウの蓄積

前代表 勝久の父、治郎が創業した日根野染織(株)より、65年以上にわたり引き継いできた様々な資料やノウハウ。その蓄積は、明治・大正・昭和初期からの図案も含め草稿図案は2000枚以上、染色見本は10万部以上あります。この蓄積により、多種多様な染織・意匠提案を行うことが出来ます。

  • 明治・大正時代の図案
  • 染色見本帳
  • 染色型の一例

対応力・開発力

立ち止まらない 未来を見据えた開発力

(株)日根野勝治郎商店では、京染めで一般的に使用されている化学染料以外に天然染料を使用した草木染めも行っており、国内他産地(青森・伊豆大島・奈良・島根・兵庫等)との連携もしております。染色加工以外に、傘の製造やショール・バッグ・座布団・暖簾等様々な加工や小物の製造、西陣織御召の製織など幅広い加工も行っています。その他、竹久夢二の商標登録製品”花夢二”の製造や、京都市内の寺社仏閣(高台寺・護王神社・蚕の社等)との繋がりも強く製品開発に反映されています。また、他社との連携による事業も積極的に行っており、京友禅の複数事業所で新ブランドを立ち上げ、京友禅染め商品の販売等も行っています。